無農薬の米つくり

米つくりはまず種もみの浸漬から始めます。塩水選(比重の重い塩水につけて沈む籾だけを選ぶ)で充実した籾を選び、1週間ぐらい水に浸して水を吸わせます。その後、保温して発芽を促します。この作業は3月終わりから4月初めに行います。

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そのあとビニールハウスの中で4~5日保温して催芽します。芽を出させる準備です。催芽した籾(杯の部分が膨らみ根が出始めた状態)を苗箱に蒔きます。今回は根が少し伸びすぎました。

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籾を蒔いた苗箱は積み上げてビニールで覆って保温し、発芽を促します。

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苗の準備と並行して田んぼの準備。堆肥を散布し、鶏糞と米ぬかを散布して肥料にします。我が家では化学肥料は使っていません。

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積み上げた苗箱は上と下、内側と外側では温度が異なるので途中で一回積み替えます。その間に苗を広げる場所を準備しておきます。

1週間~10日で芽が出そろうので、苗箱を広げます。最初は白っぽい状態ですが、太陽光を浴びることで緑色になります。

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後は田植えまで乾かさないように水管理をして育てます。